いよいよBクラスの出番を迎え、スタートラインに並びます。
天気は良好、体調はまぁまぁ、バイクもボチボチ。
まずはテストラップ、1週してコースを確認します。下ったり登ったり、前走者をみてラインを読んだり難所のクリア方法を考えたり。
今回のコース、ピット前の集計ポイントはシケインになってて、無理矢理に速度を落とす設定です。ここでやっちゃいました、ボテゴケ。カッコ悪ぅ~
よく見ると前タイヤがパンクしたかのようにベコベコ。空気抜きすぎというか、そういやアクサバ以来レース用ホイールセットはエアチェックしてなかったっけ(汗
しょうがないのでテストラップ終了後、まだ最後尾が戻ってなかったのでマーシャルさんに申告してピットに戻り、携帯ポンプを使って大慌てで空気を入れます。スタートラインに戻ってみると、何とか間に合ったみたいでした。
ホッとして空を見上げると…パラグライダーだらけ!100くらい飛んでるかも、、、凄い光景でした。
(後日調べると、【パラグライディング日本選手権にし阿波】って大会だった模様。)
見上げた頭を下ろし、バイクのメーターを眺め、ふと足元を見た時、、、愕然
それまでの楽しい気分は何処へやら、顔が一気に青ざめる、、、
ガソリン漏れてる…タン ク … 割 れ て る …
(既に写真集見て下さった方は、この展開に気付いたかな…)
…ちょっとだけ、このまま黙って走っちゃおうかと思いました(ゴメンナサイ)。でもポタポタと垂れるガソリン、どう考えても無理なのは明らか。レース中に丸焼けなんて洒落にならない。自分だけじゃなく周囲にも大きな迷惑を掛けてしまう。
…悲鳴のような溜息を残して、パドックへ引き揚げるしかありませんでした。
戻ったパドックで状況を説明すると、幾人もの方々が「ガムテープでは無理?」「石鹸だよ、石鹸!」「コーキング材無い?」等の対策を考えて下さいましたが、現地にあるものでは10cmもの亀裂に効果的な対処ができず、諦めてタンクを外し、中のガソリンを携行缶に戻しました。
集計の手前でボテゴケした際、ポリタンクの角を石にヒットしちゃったようです。これまでどれだけ投げ散らかしても、交通事故でさえも割れずに残ったポリタンクでしたが、、、これで買った当時からそのまま残ってるのは、ほんとにエンジンだけになっちゃった(汗
こんな状況でBクラス・ヒート1はDNFとなりましたが、
レースは淡々と続きます。
(5/3-3回・終)
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